変更要求の作成と管理

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  個別機能の詳細 >

変更要求の作成と管理

要求を定義した後その要求に変更があった場合には、変更要求を定義して、その変更要求を管理することになります。ここでは、この変更要求の作成方法と管理の方法について説明します。

なお、この変更要求は、対象となる要求が定義された後、承認されてベースラインが変更になった後に利用することを想定しています。ベースラインの変更前の場合には、対象の要求を直接修正することを想定してます。また、同様の理由で、変更要求には変更要求を追加することはできません。

変更要求の作成

変更要求を作成するには、「承認済み」の既存の要求を対象として選択する必要があります。その上で、メインメニュー ->「要求」->「新規変更要求」を選択します。変更要求のプロパティダイアログが表示されますので、必要な情報を入力します。

65

変更要求が作成されると、対象の既存の要求は完全に編集不可になります。これ以降、すべての操作は変更要求に対して行います。

変更要求からは、プロパティダイアログの「変更元要求」ボタンを押すことで、変更元になっている要求の内容を簡単に確認することができます。

変更要求作成の影響

変更要求の作成直後、および変更要求を「検討済み」以降の状態にあるときに再修正した場合、変更元要求に関係するすべての要求項目は自動的に「要再検討」状態となります。つまり、変更元要求を編集した場合と同等の扱いになります。変更要求を作成後、関係するすべての要求を変更要求の内容にあわせて再度検討する必要性があるからです。

変更要求の管理

変更要求は、作成後は通常の要求と同じ扱いになります。「検討終了」し、「承認」する必要があります。