要求管理(要件管理)ツール RaQuest 2.0 について
2005年2月16日

はじめに

バージョン1.2 をお待ちになられている方にはご迷惑をお掛けしますが、開発方針の弊社内での再検討により、 開発スケジュールに掲載のバージョン1.2 のリリースはスキップさせて頂き、 新たな機能を加えたバージョン2.0を2005年3月上旬にリリースすることに致します。

経緯

バージョン1.1リリース前後に RaQuest についてのお客様からの要望等から RaQuest の開発方針に不明確な部分が あったことがわかりました。弊社で再検討し、よりはっきりとお客様のイメージを行い、より明確な開発方針とすることを 行いました。その結果以下の開発方針とすることに致しました。

  • 管理する対象システム
    基本要件が30〜50個程度、全体で扱う要求が300〜1000程度を平均的な数と想定
    (それ以上の数でも安定して動作)
  • 要求管理の以下の事項をより容易に行えるツール
    • 要求のさまざまな属性の管理
    • 要求の一貫性の保持
    • 要求の変更履歴の作成・参照
    • 要求追跡(影響範囲・マトリックス)
    • Enterprise Architect(UML)との連携
以上に基づき、始めに予定していたメール機能をはじめとするいくつかの機能を後回しにさせて頂き、 データの排他的使用、変更履歴の取得・参照、ユーザ独自の属性の追加などの新しい、そして要求管理として 重要な機能を加えた RaQuest をバージョン2.0としてリリースすることに致しました。 また、バージョン1.1 では機能不足であったWORD等への出力内容の充実、RaQuest自身の安定性向上を行うことに致しました。

バージョン2.0の主な追加機能

機能1. ユーザ定義属性
機能2. カスタムツリー表示
機能3. 変更履歴
機能4. 排他ロック

主な追加機能の説明

機能1. ユーザ定義属性

図1-1のオプション画面の一つのタブにて、属性を増やすことが出来ます。 この属性は、図1-2のように要求のプロパティで入力可能であり、 また、図1-3のように一覧の項目としても表示可能です。(赤く囲ってある部分が増やした属性)
属性を自由に増やすことで既存の項目に当てはまらない項目を管理することができるようになります。

図1-1 図1-2

図1-3

機能2. カスタムツリー表示

図2-1はカスタムツリーの設定画面です。この図の例ではユーザ属性を一段目にして二段目は機能に指定しております。 これを表示した画面が図2-2の表示です。指定により図2-3(バージョン-優先度)、図2-4(バージョン-状態) 等のさまざまな表示が可能です。
このようにさまざまなツリー表示を行えることで、全体の状態を容易に把握できるようになります。

図2-1 図2-2 図2-3 図2-4

機能3. 変更履歴

図6は変更履歴の画面です。一度に多数の内容の変更があった場合も一度に表示されます。
自動でいつ誰が何を変更したかの履歴を取ることで、要求の変化の追跡が出来るようになります。

図3-1

機能4. 排他ロック

同じEAPファイルを同時にRaQuestで開き、同じ要求を同時に開いた場合、後で開いた方が、図7のように ロックが掛かった画面になります。そのため、変更する前に他人が使っている可能性があることがわかります。 また、Enterprise Architectコーポレート版のセキュリティ機能を使用すると、後から開いた方では ロックの解除も出来なくなり、完全な排他処理が可能になります。

図4-1

以上のすべての画面は開発中のものであり、今後変更されることもありますのでご了承お願いいたします。

関連情報

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